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「原点」を考える


例えば、その日は月がとても綺麗だったとして、それを眺めている時。

私が生まれるずっと前から、それには既に「月」という名前がついています。

どういうものかも、ある程度は研究者が解明しています。

でも、その言葉が出来る前の時代の人々はこれを見てどう思ったのだろう、どう表現していたのだろうと、たまに考えます。

今暮らしている中で当たり前にあるものやその呼び方には、全て原点があります。

自分の中の当たり前の知識を一旦置いて、何も知らない子供のような感覚で物事を見てみると、また新しい発見があったり、良い表現が見つかったりすることもあります。

特に自然の景色は、自分を「原点」に戻してくれると思っています。

何気なく見上げた空が綺麗だったり、よく晴れていて遠くの山が見えたりすると、言葉にし難い感動のようなものを覚えます。

今の時期は寒さに負けてあまり外に目が向けられていませんが、暖かくなったらまた自然が豊かな場所に足を運びたいですね。


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