「アトリエ サティ」の由来
「アトリエ サティ」の「サティ」は、フランスの作曲家「Erik Alfred Leslie Satie(エリック・アルフレッド・レスリ・サティ)」からとっています。
代表曲のひとつに「ジムノペディ」という曲があります。
一度は聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
『音楽界の異端児』『音楽界の変わり者』とよばれた彼ですが、西洋音楽に大きな影響を与えていて、印象主義の作曲家、ドビュッシーやラヴェルにも影響を与えたとされています。
私がなぜ、彼に注目するようになったかというお話を少しさせてください。
それは私が中学生の時、学校内で女子同士の付き合いは、まずはどこかのグループに属することが必要となっていました。
そこで私は「他人と同じことをしなければならない」という固定概念に囚われるようになります。
見るテレビ番組やドラマ、アクセサリーや文房具など身の回りのもの……。
周りに合わせることで、なんとか友達というものを保っていたように感じます。
それが悪いこととは思っていません。
ただ、その時の流行りに乗り周りに溶け込まないと友達ができないという思いが、今の私の中にも潜んでいて、人や周りの環境に影響されやすい性格になってしまいました。
サティは「変わり者」といわれています。
しかし、周りと違う作曲技法を編み出したことで、新しいものが生まれ、他の作曲家たちに大きく影響を与えているのです。
私は「変わり者」になることを恐れずに、新しいものを生み出したい。
そう思うようになりました。
そして後に他の人々に影響を与えられたら、どんなに素敵だろうと思います。
いずれは『デザイン界の異端児』なんてよばれても、面白いかもしれません。
そんなわけで、「アトリエ サティ」と名付けました。
なぜ「アトリエ」なのかも、また違う機会に書きたいと思います。